[ti:御阿礼幻想艶戯譚 -綴-] [al:綴] [ar:凋叶棕(ティアオイエツォン)] [cv:https://upload.thbwiki.cc/thumb/4/47/%E7%B6%B4%EF%BC%88%E5%90%8C%E4%BA%BA%E4%B8%93%E8%BE%91%EF%BC%89%E5%B0%81%E9%9D%A2.jpg/393px-%E7%B6%B4%EF%BC%88%E5%90%8C%E4%BA%BA%E4%B8%93%E8%BE%91%EF%BC%89%E5%B0%81%E9%9D%A2.jpg] [re:LyricsTouHou: https://lyrics.thwiki.cc/御阿礼幻想艶戯譚_-綴-.1.ja.lrc] [re:THBWiki: https://thwiki.cc/Lyrics:御阿礼幻想艶戯譚 -綴-] [by:xyion@网易云音乐 (中文)] [00:01.460]耽る夜は更ける [00:05.000]記憶が見つからぬまま、身を震わす。 [00:12.120]かつて記した筈の気持ちは, [00:17.510]幾万の言葉の中にさえ… [00:36.650] [00:44.200]ひとひこそ [00:44.580]まちよかるながきけを [00:46.210]かくのみまたば [00:47.740]ありかつましじ [00:48.860] [00:48.910]うつつには [00:50.340]あふよしもなかりければ [00:52.550]やがてこひにしぬべし [00:53.620] [00:53.670]めぐりあひては [00:55.460]みだれそめにし [00:56.960]おもひたへぬことこそなかりけれ [00:58.820]おもへば [00:59.670]こころそらにありて [01:01.340]いとせめてまちやかねてむ [01:04.400] [01:04.450]かくしてそ [01:04.880]ひとはしぬといふ [01:06.620]かくだにも [01:07.720]阿礼はこひなむ [01:09.090]ただこのみのいたづらなるゆゑに [01:11.560]かなはぬことこそをしけれ [01:14.320] [01:14.370]つづりつづりて [01:15.620]つづりのはてに [01:17.020]なほもこのみの [01:18.120]わびしきかも [01:19.530]なぐさみに [01:20.510]よこそすぎにけれど [01:21.860]わすらえぬ [01:22.430]ものがたりせんとす [01:24.010] [01:24.060]せむかたなくつれづれに [01:29.710] [01:29.760]よもすがら [01:31.880]ものおもふころは [01:32.960]あけやらで [01:34.090]ねやのひまさへ [01:36.710]いとつれなかりけり [01:39.000] [01:39.470]よもすがら [01:41.490]ものおもはずには [01:43.110]ながらえぬ [01:44.500]あかつきばかり [01:47.260]うきものはなかりけり [01:49.630] [01:49.680]さても [01:51.570]ひとりぬるよはわびしく [01:53.530]あひみてしがな [02:03.210] [02:03.260]幾千幾万の夜の記憶 [02:05.560]そして迎える無数の追憶 [02:07.930]夢で逢おうと待ち続けては [02:10.100]思い返すが、熱情。 [02:12.970] [02:13.020]寄る辺もなく幻想に委ねる [02:15.750]行く先を無くした想いのまま [02:18.220]ゆらり揺られて流れ流れて [02:20.440]たどり着く先は、劣情。 [02:22.770] [02:22.820]望みの果てに求め合えども [02:25.690]そこより先はけして叶わず [02:28.290]挿さる椿を散らさんばかりに [02:30.860]激しさを増す、激情。 [02:32.910] [02:32.960]かつて抱いたる慕情をたより [02:35.880]かつて記したる感情をめぐり [02:38.510]おぼろげたる記憶の果てめざし [02:41.470]夜を彷徨い続ける [02:43.740] [02:43.790]深く深く、止め処なく。 [02:48.560] [02:48.610]想い駆けよ [02:50.450]思いがけぬ出会いに絆され [02:53.370]終わることのない [02:56.280]独りの夜を謳歌せよ [02:58.460] [02:58.510]想い馳せよ [03:00.910]思いはせぬ言葉を抱え [03:03.760]かつての我が身さえ [03:06.890]一個の「登場人物」としながら [03:09.760] [03:09.770]…綴られる艶戯は、「幻想」とさえ遊離して。 [03:17.120] [03:39.990]かつて愛したひとがいた、と。 [03:46.360]かつて望んだひとがいた、と。 [03:50.210]かつて許したひとがいた、と。 [03:57.400] [03:57.450]そんな記憶は [04:00.040]見つからないけれど… [04:05.260] [04:05.310]こんな軌跡。 [04:07.670]いつかめぐりあう運命が… [04:10.100]そんな、物語を信じていたい。 [04:15.060] [04:15.110]そんな奇跡。 [04:17.570]きっとめぐりあうアナタこそ [04:20.160]その人に違うことはないのでしょうと。 [04:25.430] [04:25.480]辿りましょう。 [04:27.770]私を虜にしたという、 [04:30.850]アナタの記憶を私にどうか下さい。 [04:35.720] [04:35.770]綴りましょう。 [04:38.110]そしていずれ迎える時代に [04:41.090]次の私に胸を張って誇りたい。 [04:46.280] [04:46.330]…そんな、幻想に身を委ねる夜があってもいい。 [04:53.400] [04:53.450]耽る夜は更ける [04:55.740]記憶が見つからぬまま、身を震わす。 [05:03.730]かつて記した筈の気持ちは、 [05:09.640]幾万の言葉の中にさえ…