[ti:白の絵図]
[al:★ -STAR-]
[ar:もぱた。（Mopata.）]
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[00:00.00]渇き響くこの音
[00:00.00]誰がために鳴るのでしょうか
[00:00.00]
[00:00.00]（沈む躯　闇に堕ちる　夢終果て）
[00:00.00]（涸れた喉で　叫び謳う　言ノ葉も失せ）
[00:00.00]（伸ばした手も　触れず融ける　願いは朽ちて）
[00:00.00]（零す涙　弾け消える　音を震わせ）
[00:00.00]閉ざした心を　解くにはどうすれば良い?
[00:00.00]（黒く歪む　その心の　枷外して）
[00:00.00]（青く霞む　その歌声　耳元寄せて）
[00:00.00]望むのならば　あの空へ　虹を架けましょう
[00:00.00]（赤く滲む　その四肢すら　我が身に添えて）
[00:00.00]（白く暗む　その瞳に　光を見せて）
[00:00.00]
[00:00.00]満たされぬ想いや　いまだ癒えぬ深い傷
[00:00.00]苦しみもがき続けて　力尽き果てたのなら
[00:00.00]ほそく、こまかく、繊細で　透きとおった薄青色
[00:00.00]触れれば壊れそうな　まるで儚い夢の様に
[00:00.00]
[00:00.00]愛することを　知ると知り　何もかもが煌めき続け
[00:00.00]（咎と知りながら　この手染めて）
[00:00.00]この私の指先に集った光さえ　愛おしい
[00:00.00]（触れる貴方の手　遠く）
[00:00.00]
[00:00.00]（黒く歪む　その心の　枷外して）
[00:00.00]（青く霞む　その歌声　耳元寄せて）
[00:00.00]（赤く滲む　その四肢すら　我が身に添えて）
[00:00.00]（白く暗む　その瞳に　光を見せて）
[00:00.00]
[00:00.00]今、瞳を閉じて　月の揺り籠のなかで
[00:00.00]眠りにつくあなた　星が見守っている
[00:00.00]聴こえるでしょうか　囁く祈りの声
[00:00.00]静寂の夜の果てから　子守唄を歌う声が
[00:00.00]
[00:00.00]愛することを　知ると知り　世界の角度が変わりゆく
[00:00.00]（罪と知りながら　この手染めて）
[00:00.00]この世界の項一つ一つに　思い馳せてみる
[00:00.00]（揺れる彼方の地　遠く）
[00:00.00]
[00:00.00]世界に彩を塗る
[00:00.00]（描く空想は）
[00:00.00]透き子は無邪気に筆を　思うがままにあやし、絵図を創り出す
[00:00.00]（世界　光透けて降注ぎ　満ちる）
[00:00.00]白い雲は悠然と　蒼き海は優しく
[00:00.00]（大地淡白く　空は青い）
[00:00.00]山吹たる大地は　勇ましく立たむ
[00:00.00]（世界輝いて　魅せる）
[00:00.00]船は永久に進み続ける
[00:00.00]あなたの空へ　虹を架ける