[ti:酒呑の暁道] [al:With Ø] [ar:魂音泉(たまおんせん)] [cv:https://upload.thbwiki.cc/thumb/8/82/With_%C3%98%E5%B0%81%E9%9D%A2.jpg/400px-With_%C3%98%E5%B0%81%E9%9D%A2.jpg] [re:LyricsTouHou: https://lyrics.thwiki.cc/酒呑の暁道.1.all.lrc] [re:THBWiki: https://thwiki.cc/Lyrics:酒呑の暁道] [00:32.79]ふと彷徨う 騒がしき様を横目に [00:39.24]誰も知らぬ 存ぜぬままに [00:46.85]飽き果てた 取るに足りない一滴 [00:53.55]醒めぬ酔いの中で笑う [00:58.63]夢を仄かに思えば [01:02.39]知らず知らずの内にも歩み求める足 [01:09.89]萃えや萃え嘗ての日をもう一度 [01:17.05]駆け出した勢いは流行り病のよう [01:24.06]戯けてお出合い候え [01:28.68]望むは人の波よ [01:31.94]山風香る 寒を含んで [01:36.05]月は東に 日は西に [01:39.40]盃、頭、空となり [01:43.57]誰が唸る一節 [01:46.46]三味の音に囃子 深く染み入り [01:51.08]負けじと張り上げる大音声 [01:54.74]先の露など粋に非ず [01:58.14]侘しさと呑み乾す [02:01.39]抑えられぬ 浅ましき我が心根に [02:08.98]当て所無くして 張りついた笑みも [02:16.14]欲しがるばかり 冷え切った芯に熱を注ぐ [02:24.37]明けぬ宵はないと語る [02:28.33]誰彼をまた想えば [02:31.78]ひどく痛んだ 胸の奥に残した轍 [02:39.78]再び歩む 嘗ての日をもう一度 [02:46.73]差し出した細腕 触れるだけの指先 [02:53.74]手繰り寄せ掴めば刹那 [02:58.26]燈る幾つもの灯りよ [03:01.56]山風香る 寒を含んで [03:05.68]薄い光に 細める目 [03:08.98]盃満たして 見遣る空 [03:13.24]ちらり舞う白雪 [03:15.93]飽きもせず紡ぐ ささやかな緑 [03:20.81]何時の間に気付かず夢現 [03:24.67]在りし日の記憶 子守唄 [03:28.12]心地良き一節 [03:30.91]霧がかれば 晴れて隠せない [03:35.94]円かな月の 薄明かり [03:39.29]何故だか明日を惑わせる [03:43.35]今だけと知りつつ [03:46.81]たおやかに靡く髪 俗世を断つ [03:51.95]この狭間に棲む何某も [03:54.58]息は静か 眼は閉じて [03:58.34]二人だけそのまま [04:01.44]?薅墒坤蠀捠??云々 恨み節 [04:05.60]肴に浸る酒の苦味よ [04:09.31]けれども染み入り酔いぬのは [04:12.91]君が居たからこそ [04:31.89]山風香る 寒を含んで [04:35.69]長く長く伸びる影二つ [04:39.30]終わりも間近く冬景色 [04:43.11]未練無く一息 [04:45.95]幾度も迎え過ぎし春弥生 [04:50.88]此度ばかりは実るものと [04:54.49]桜木の真下 切れぬ縁 [04:58.14]散れども咲き誇れ